超硬合金の見積りを依頼するときに送るべきもの
· Vanguard Carbide
超硬合金サプライヤーがプレースホルダーではなく実際の価格を見積もれるようにする5つの事項 — そして図面だけでは不十分なことが多い理由。
見積回答が曖昧になる理由
「超硬合金シールリングの価格」というだけの依頼には、プレースホルダーでしか回答できません。超硬合金は単一の材料ではなく、リングも単一の部品ではありません。同じ図面でも、コストが大きく異なるグレードで製作でき、適切なグレードは部品が耐えなければならない条件によって決まります。
以下の5項目をご提供いただければ、価格帯ではなく、グレードの推奨と確定価格でお答えできます。
1. 図面、または重要な寸法:
PDF、DWG、DXF、STEP、IGESファイルが理想です。寸法が書き込まれた鮮明な写真でも構いません。
図面がない場合は、実際に満たす必要のある寸法をお送りいただき、どの寸法が重要かをご指示ください。公差は保持するたびにコストがかかるため、1つのボアだけが重要でその他が緩めの部品は、すべてが厳しい部品よりも安価です。
2. 部品の機能と、接する相手材:
これは、お客様からお知らせいただける中で最も有用な情報であり、最も省略されやすい項目でもあります。
摩耗、衝撃、腐食、熱はそれぞれ、グレード選定を異なる方向へ導きます。清浄なスラリーによってゆっくり摩耗する部品には、より硬くバインダー量の少ないグレードが適しています。同じ部品でも断続的な衝撃を受ける場合は、より靭性の高いグレードが適しています。用途を伺わない限り、当社は推測でしか選定できません。
3. 数量、および繰り返し発注の有無:
一度限りの交換用、試作バッチ、繰り返し生産のいずれであるかによって、価格と、部品の妥当な製作方法の両方が変わります。
これが繰り返し発注につながる可能性のある試作である場合は、その旨をお知らせください。治工具を製作する価値があるかどうかに影響します。
4. 置き換え対象がある場合は、その対象:
部品が、早期に摩耗して交換が必要になったものの代替である場合は、どのくらいの期間使用できたのか、どのように故障したのか(欠け、割れ、摩耗して平滑になった、腐食)をお知らせください。
故障した部品はデータです。どのように故障したかは、通常、どんな仕様書よりも適切な材種をよく示します。
5. 仕向先とご希望納期:
仕向国は輸送費や各種書類に影響します。ご希望納期は、材種を在庫しておく必要があるか、受注生産で焼結できるかに影響します。
得られる回答
材種の推奨とその理由、その材種のデータシート、当社が保持する公差と仕上げ、納期を含む価格です。
用途に当社が十分に供給できないものが必要だと判断した場合は、無理に見積もりを出すのではなく、その旨をお伝えします。